去る1月、秩父宮ラグビー場で行われた第55回ラグビー全国大学選手権の決勝戦。天理大学ラグビー部の最後まで諦めない姿勢は、観る人の多くの心に刻まれ、勇気を与えてくれました。このようなスポーツを通じた感動の瞬間を分かち合い、多くの皆様に楽しんでいただきながら、地域社会を盛り上げていきたい——。本学では、スポーツを「する」「観る」「支える」人々を地域に増やし、生涯スポーツ社会に貢献していくことを目指しています。
スポーツを通じ、楽しみながら地域を盛り上げよう。
天理大学ラグビー部ファンブース Non title caféを開設。
2019.05.28
地域連携


5月19日(日) 、天理親里ラグビー場において、ラグビー スプリングカーニバル IN 奈良 天理大学 対 同志社大学戦が開催されました。先の決勝戦以来ファンになったと話す方も多く、沢山の方が応援に駆けつけました。
当日天理大学は、洋食Katsuiとのコラボによる「ともに感動しよう 天理大学ラグビー部ファンブース Non title café」(協賛:奈良健康ランド)を開設しました。
洋食Katsui特製チキンカツカレーやぶっかけそうめんを500円で販売し、購入いただいた方に応援旗と奈良健康ランドの当日半額割引券を配布。より多くの皆様に応援を楽しんでいただきたく、ラグビー部の選手パネルも用意しました。

ブースには、前座のラグビースクール交流戦に出場した子供さんとそのご家族に多く立ち寄っていただきました。
奈良市や天理市からお越しいただいた保護者の皆様からは、「子どもにラグビーをさせているので、このようなイベントに参加することで、先輩を身近なところで感じてほしい」「こうしたイベントを広く周知し、多くの人が参加できるよう引き続き開催してほしい」との好意的コメントをいただきました。

洋食Katsuiのカレーは子供たちにも大人気。
ラグビー部の選手パネルに釘付けの小さな未来の選手たちも多く、憧れの先輩たちを熱心に確認していました。


また観客席には、天理大学OBOGの姿も多く見られました。
「小松監督の指導のもの、身体は小粒ながら鍛え上げられたチームで戦う選手たちに感動しています」、「こうしたイベントを開催することでラグビーファンが増え、天理大学を目指したいと思うちびっ子も増えて素晴らしいと思います」とのコメントをいただきました。


試合開始に先立つオープニングでは、会場を盛り上げるべく、初めての試みも実施されました。
まずは、天理教校学園高等学校のマーチングバンドが登場。全国大会で31回の金賞受賞を誇る息の合った演奏に、会場が一体感に包まれました。
試合前、挨拶に立った並河健天理市長は、天理大学ラグビー部を市民とともに応援したいと述べました。
続いて、両サイドの選手たちがエスコートキッズとともに入場。天理大学ラグビー部の選手と手を繋いで入場したやまのべラグビースクールと前栽少年ラグビースクールの子供たちは、あこがれの先輩と一緒に立つフィールドに感動の様子でした。


観客席からの熱い応援が届き、試合は43対12で、ノーサイド。天理大学ラグビー部が勝利を収め、春季トーナメント決勝への進出を決めました。
決勝戦は、7月14日に開催されます。




スポーツ。それは、単なる競技にはとどまらず、観客やそれを支える人たちも含めたスポーツに関わる全ての人に、勇気を与えてくれる力のあるものです。
天理大学ではこうした感動を学外でも広く共有できるようなイベントの開催をこれからも続けていきます。
引き続き、多くの皆様のご参加をお待ちしています。