健康なメニューで、地域に笑顔を届けたい。
大学院生が挑戦する、大学×食×地域

2018.04.20

地域連携

毎日通り抜ける通学路や、友達と集う駅前の広場。良く買い物をするコンビニエンスストア。授業の本を購入する、商店街の書店。

学生たちが生活するなかで、切り離せない日常の風景は、地域社会と密接に結びついています。いつもお世話になっている地域社会に貢献するには、どうしたらいいんだろう?

天理大学のある学生にとって、その答えは “食” でした。

2017年9月9日。快晴に恵まれたお昼過ぎ、天理大学から徒歩10分の場所に位置する 「農家カフェけやき」のテーブルに、色とりどりの野菜をふんだんに使ったプレートが並びました。

大好評を受けたメニューを考案したのは、天理大学 大学院生の薮田 望さん(体育学研究科体育学専攻 2年)。天理大学と天理市が企画した産官学連携イベント「ノルディックウォーキングde健康キレイ~美しく めぐる てんり~」において、薮田さんが考えた“健康と美容にいいランチ”がおよそ30名の参加者に提供されました。

 “健康+おいしい”=笑顔。初めて挑んだ、地域イベントでのオリジナルメニュー考案。

「ノルディックウォーキングde健康キレイ」は、心も体も健康に!をテーマとした、ウォーキングイベントです。

天理市内において年に数回開催され、参加者は天理駅前広場コフフンに集合後、JR長柄駅から二ノ瀬池 、山の辺の道など天理市内を歩き、「農家カフェけやき」さんに立ち寄ったあと、昼食を取ります。

薮田さんは、そのランチのメニュー考案と栄養講座を担当。

管理栄養士としての知識も活かしながら、ウォーキング後の疲労回復に効果を持ち、かつおいしいメニュー作りに挑みました。

公認スポーツ栄養士の資格取得をめざし、普段は「栄養教育の効果」を研究する、薮田さん。実は、こうした地域のイベントに参加し、一般の方々を対象にしたメニューを考案するのは初めての経験でした。

主催者やけやきさんの希望に添えるかどうか、ほんの少し不安になったこともあると言います。しかし、父からの教えでもあるモットー、「準備8割、仕事2割」を自身に言い聞かせながら、どうすれば “食” を通じて周囲を喜ばせることができるのか、周囲の協力のもと着実に準備を重ねました。

 学生が打ち込む“キーワード”が、大学と地域をつないでいく。

「低カロリーでヘルシーなのに、おいしい!」、「栄養価のバランスについて理解が深まった」。

終了後の参加者の好意的なコメントから、地域に貢献できたことにやりがいと嬉しさを感じたと話す薮田さんは、「大学生による地域貢献をもっとしてほしい」との声を聞いたことも踏まえ、今後も専門の研究分野に限らず、食事と栄養を通した地域との交流を深めて行きたいと考えているそうです。

「地域への貢献」、そんな風に考えると少し難しく思えますが、発想を変えて、例えば“食”や“スポーツ”など、学生たちが熱心に打ち込むものがキーワードとなり、地域と大学をつなぎ、人々を笑顔にする。

 

天理大学は、そんな地域社会との連携を発信していきます。

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