国文学国語学科Department of Japanese Language and Literature
国文学国語学科 3つのポイント
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01
日本文学と国語学。
2つの領域にアプローチ。日本文学と国語学という2つの領域を学びます。日本文学は上代、中古、中世、近世、近代の文学をカバー。国語学では文法や文体、方言を学ぶほか、俳句、随筆や小説の執筆にも挑戦します。
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02
天理図書館の資料や
文学ゆかりの立地を活用して学ぶ。国宝や重要文化財を含む蔵書約148万冊を所蔵する天理図書館を利用し、研究に熱中することができます。奈良・京都など文学ゆかりの地に近く、物語の舞台を訪ねて学ぶことも可能です。
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03
盛んな学生活動を通じて、
各界で活躍する人材を輩出。自主的な勉強会「輪講」や学科会活動など、学科内の交流が活発で、自ら学び、高め合う気風があります。卒業生は、教員、図書館司書、大学院進学、一般企業など多彩な業界で活躍しています。

- STUDENT'S VOICE
- 雪岡 照二さん 3年次生
文学の感性を磨き、教育現場を体験。めざすは、国語の先生。
ゼミでは、中古文学の研究に力を入れています。かな文字が生まれ、日本流の文学が華やかに開花した平安時代の中古文学のなかでも、「大和物語」が私の研究対象です。天理図書館や学科の研究室にある豊富な文献を活用し、好きな分野を探究できるのはまさに至福。「学生想い」な先生方ばかりで、手厚い支援が受けられるのも魅力です。また、先生や友人との意見交換を通して、文学に対する豊かな感性を磨くことができます。卒業論文は、先行論文にひけをとらないほど立派な内容に仕上げたいと意気込んでいます。また、週2回は小学校でのボランティア活動にも励み、国語の先生になる夢に近づく努力を重ねています。

授業紹介国語学演習
日本語の文法や用法に、多角的にアプローチ。敬語の誤用、流行語や「ら抜き」言葉、方言、留学生の日本語誤用から見た日本語の特性、などテーマは多種多様。日本語の新しい側面が見えてきます。

授業紹介近代文学史
明治時代から大正・昭和期、現代に至るまでの日本文学について、時代を代表する作品に触れ、映画鑑賞やディスカッションもまじえて学習。近代文学の流れを見る眼を、歴史的背景も学びつつ身につけます。
取得可能な
資格
- 中学校教諭一種免許状(国語)
- 高等学校教諭一種免許状(国語)
- 図書館司書
- 博物館学芸員
- 日本語教員
- 矯正・保護支援