8月10日、中国語専攻の学生主催による「漢語会話班設立50周年記念2022年度春季天理大学中国語コンテスト」が開催されました。
1972年に中国語専攻内に設立された中国語会話サークル「漢語会話班」には、「新入生発音指導」という伝統的な活動があります。この活動は、コロナ禍でも途切れることなくオンラインで実施されてきました。現在は、昼休みに3号棟の教室を利用して、2年生と3年生が新入生に指導を行っています。
中国語専攻では、そのような活動の成果発表の場として、毎年、春と秋の2回、「天理大学中国語コンテスト」という学内コンテストを開催しています。
今回は、50周年の記念コンテストとして、当初、大学9号棟大ホールで開催する準備を進めていましたが、新型コロナウィルスの感染防止策として、司会のみCALL教室を使い、発表者は自宅からZoomで参加するというオンライン方式での開催に変更しました。
また、昨年同様、今回もコンテストの様子を一定期間YouTubeで配信し、学内の教員だけでなく、台湾の協定校教員や「漢語会話班」OBにも審査を担当して貰いました。
参加した学生は、Zoom開催の利点を活かして、場面に応じたスライドを画面背景にするなど、それぞれが個性的なアピールも行いました。
1年生対象の朗読部門は、クラス予選を通過した4名と、予選落ちした13名の中からルーレットで選ばれた1名の計5名で入賞を競いました。
暗唱部門には、「スピーチ中国語A」を履修している2年生の8名と、中国語既習者の1年生1名が参加し、中国語の発音、表現力を競いました。
入賞者は次の通り。
【朗読部門】
1等賞:大屋妃佐世(1年、桜井)
2等賞:谷口瑞妃(1年、法隆寺国際)
3等賞:佃柚希(1年、枚方津田)
奨励賞:内水千咲子(1年、滋賀学園)、佐藤伶奈(1年、天理教校学園)