京都セルバンテス懇話会第23回全国・奈良大会開催

2022.10.13

ニュース

9月17日、京都セルバンテス懇話会(代表:天理大学片倉充造教授)の全国大会が奈良県コンベンションセンターで開催されました。

京都セルバンテス懇話会は、『ドン・キホーテ』の著者であるスペイン文学作家セルバンテスの生誕450周年にあたる1997年に発足したスペイン語圏を研究対象とする学術団体です。

今年の全国大会は、『奈良市・トレド姉妹都市提携50周年』の記念大会として開催され、全国から20人余りが参加しました。奈良市とスペインのトレド市はどちらも歴史文化都市であり、会場では両市交流の歩みがわかる資料や写真が紹介されました。

また、両市の交流50周年に寄せて、奈良市観光戦略課の高洋平氏と天理大学のファン・ロペス准教授による特別講演が行われたほか、大学関係者らによる研究報告もなされ、どのセッションでも活発な質疑応答や意見交換が見られました。

大会は終始和やかに進み、研究者のみならず一般市民にも広く両市の交流やスペイン文化に触れる機会となりました。