中秋明月祭大阪2022で中国語専攻学生が司会を担当

2022.10.20

ニュース

10月8日、9日の二日間、大阪の史跡難波宮跡にて開催された「中秋明月祭大阪2022」(中秋明月祭大阪2022実行委員会主催、中国駐大阪総領事館・大阪市共催)で、本学中国語専攻の学生2名が司会を担当しました。

14回目の開催となった中秋明月祭は、中国の伝統的な音楽や舞踊、食文化を通じて、地域住民と関西在住の華僑・華人が交流を深め、日中友好の輪を広げることを目的とした国際交流イベントです。
日中国交正常化50周年の今年、同イベントを開催するにあたり、実行委員会から天理大学中国語専攻に司会を担当してほしいとの要請があり、栗田美希さん(4年・追手門学院大手前)と木田珠妃さん(2年・青翔)が専攻内で推薦され、司会を担当ました。二人は、初めて務める司会でしたが、プロの方々と共に大きな声で一生懸命舞台を盛りあげ、日中文化交流に貢献しました。今回、4年ぶりの対面開催となった会場には、開催を待ちわびていた人々が大勢詰めかけ、華やかな舞台演出や美味しい屋台料理を楽しみました。

木田珠妃さん(10月8日司会)のコメント
「先生からお声がけいただいたので即答でお引き受けしたものの、本番は緊張と恥ずかしさで頭の中が真っ白になってしまいました。スタッフの皆さんのご指導と暖かい励ましのおかげで何とか役目を果たすことができたので、感謝の気持ちでいっぱいです。スタッフや出場者の方々が中国語で話している内容は大体理解できたのですが、いざ自分が中国語で何かを伝えようとすると難しかったので、もっと中国を勉強しなければという気持ちになりました。また、今回の仕事を通して中国の多種多様な舞踊や楽器を間近で見ることができたり、見たこともない料理を食べることができたりして、一気に視野が広がりました。」

栗田美希さん(10月9日司会)のコメント
「初めての司会で何もかもすごく不安でしたが、まずは司会をしている自分たちが楽しまないと観客の皆さんも楽しめないと思い、時間通りに進行することと、楽しむことを意識して進行するよう心掛けました。司会はただ台本通りに読むだけではだめで、その場の状況を瞬時に判断して臨機応変に台詞を変更したりアドリブを入れたりしなければならず、冷や汗の連続でした。また、監督、マネージャー、音響などのスタッフの皆さんと協力してやっと進められるものだということが分かり、とても勉強になりました。今回このように大きな舞台で貴重な体験をさせていただくことができ、すごくやりがいを感じたので、ご縁があったら是非またやらせていただきたいと思いました。」

中国語専攻主任 中川裕三教授コメント
「本年4月に予定されていた大阪春節祭でも本専攻の学生がイメージ大使に選ばれ、司会を務めることになっていましたが、コロナで中止になってしまいました。今回中秋明月祭の司会をやらせていただいたおかげで、学生たちは貴重な経験を積むことができました。春節祭や明月祭のようなイベントは、日本にいながら中国の伝統文化に触れたり、華僑・華人の方々と交流できたりするチャンスなので、今後も学生たちに参加を勧めたいと思います。」