天理大学卒業の英語科教員らを中心に構成される天理大学英語教育研究会の第16回研究集会(共催:天理学園英語教育連携会議第2回研修会)が、10月29日、オンラインで開催されました。研究集会には、現職の小学校、中学校、高校、大学の英語科教員に加え、教員を目指す本学学生、合わせて28人が参加しました。
英米語専攻では、この研究集会を英語科教員養成の教育の一つの柱としており、Zoomによるオンライン開催は昨年度に引き続き2回目。今年もオンライン開催の利点を活かし、アメリカ、ブルネイ等海外留学中の学生も参加することができました。
第一部では本学英米学科出身の若山公治さん(三重県伊賀市立青山中学校校長)を講師に迎え、「ともに学び合う教育現場への招待~英語(教育)etc.子どもへのアプローチ~」という題目で記念講演を実施しました。
若山さんは、教員にとって必要な知識と考え方について、「自分自身を大切にすること」、「子どもたちの現実から深く学ぶこと」、「コミュニケーション能力を最大限に活かすこと」など、ユーモアを交えて話しました。学校現場や教育委員会での経験を交えた講演は、教員志望の学生や若い現職教員に対する熱い応援メッセージとなりました。