全日本学生ホッケー選手権大会、19年ぶりに男女ともに優勝

2022.11.07

ニュース

大学日本一のタイトルをかけて争う、全日本学生ホッケー選手権大会が、11月2日から6日にかけて東京の大井ホッケー競技場 (メインピッチ・サブピッチ) で開催され、天理大学ホッケー部の男子・女子がともに優勝に輝きました。

今年度の全日本学生ホッケー選手権大会 (通称インカレ) は、前年度ベスト4のチーム、同年度大学王座ベスト4のチーム、同年度全日本大学大会ベスト3のチーム、及び各ブロックから選出された代表チーム、計男子24校・女子16校が出場し、学生ホッケー日本一のタイトルを争う大会です。

決勝戦で立命館大学と対戦した天理大学ホッケー部男子は、試合序盤から何度も得点のチャンスを作りますが、堅い守りに阻まれ0対0で第4Qを終了。連覇がかかる天理大は、シュートアウト戦(SO)で、5人中4人がゴールを決め、立命館大学を4対3で下し、2年連続31回目の優勝を成し遂げました。

同日に行われた女子の決勝戦で、天理大学は昨年度、同大会の決勝戦で敗れた東海学院大学と対戦しました。第1Q、二連覇に意気込む東海学院大学に先制点を奪われますが、天理大学もすぐさま得点を返し同点とします。

天理大学は、第2Q、第3Qでも、得点を重ね、3対1とリードしたまま、第4Qを迎えます。勝てばこの大会19年ぶりの優勝となる天理大学女子ホッケー部は、重圧がかかるなか、追加点を決め、結果、4対2 で東海学院大学を退け、19年ぶり21回目の優勝に輝きました。

全日本学生ホッケー選手権大会で19年ぶりの男女揃っての優勝に輝いた天理大学ホッケー部は、この大会の結果、全日本選手権の出場権を獲得しました。

コメント

松島貴也さん(体育学科3年・横田)男子キャプテン
「7月の全日本大学王座は準優勝という結果に終わり、非常に悔しい思いをしたので、インカレでは絶対に優勝するという思いで、日々の練習に取り組んできました。個人のプレーの質を上げることはもちろん、チームとしてまとまっていけるように、いろんな練習メニューを一つ一つ積み上げてきました。決勝戦は苦しい試合展開でしたが、出場選手だけでなくチームのみんなが誰一人最後まで諦めることなく、プレーを、声かけをした結果が優勝につながったと思うので、嬉しい気持ちでいっぱいです。今後、日本リーグ戦なども控えているので、こちらでも勝利を目指して頑張ります。」

永田紗穂さん(体育学科4年・武岡台)女子キャプテン
「7月に全日本大学王座で優勝してから、インカレ優勝に向けてチーム一丸となって練習に取り組んできました。皆のインカレで優勝をつかみたいという気持ちはとても強く、それが今大会、試合が終わる最後まで絶対に諦めないという思いにつながったと思います。キャプテンとしては、「つながり」ということを意識して、監督やコーチ、チームメイトと皆でやってきたので、優勝できてとても嬉しいです。全日本女子ホッケー選手権大会も控えているので、こちらも優勝を目指して頑張ります。」