12月12日、天理大学防犯パトローズ隊は、ホッケー部（男女）と合同で、奈良県天理警察署・天理市の依頼を受け、年末の自転車盗難防止啓発活動を行いました。

天理警察署では、天理市内において自転車盗難の被害件数が増加傾向（天理署管内の昨年と同時期の被害件数が約40件増）にあることを危惧しており、防犯パトローズ隊と合同で啓発活動を展開することとなりました。

今回の啓発活動には、今秋10月に特殊詐欺被害防止の啓発ポスターに出演協力したホッケー部（男女）も参加。パトローズ隊とホッケー部の共同による啓発活動実施は、10月に続いて今年2回目となります。

当日、学生らは天理警察署生活安全課の署員とともに、前栽駅周辺の駐輪場内において啓発看板の設置並びに啓発グッズ（ワイヤーキー、防犯啓発チラシ等）の無料配布を行い、自転車盗難抑止の呼びかけを行いました。

参加した学生らは、授業終わりの生徒や学生、帰宅する住民らに声をかけ、自転車の施錠の必要性を説明しながら啓発グッズを手渡しました。

またホッケー部は、この日の啓発活動前に天理警察署を訪れ、徳島天理警察署長に、特殊詐欺被害防止啓発ポスター発表後に出場した「全日本学生ホッケー選手権大会」において、19年ぶりの男女アベック優勝を成し遂げたことを報告しました。

徳島署長は、「ホッケー部の男女が揃って優勝したその勢いに乗って、特殊詐欺被害防止ポスターが市民に認知され抑止に繋がることを期待している」と述べ、ホッケー部員らを労いました。