大塚製薬株式会社と包括連携協定を締結

2023.03.15

ニュース

3月8日、天理大学(永尾教昭学長)は、大塚製薬株式会社(関西第一支店)と包括連携協定に関する協定式を執り行いました。

本学の学長室で執り行われた協定式では、大塚製薬株式会社関西第一支店の飯間真支店長を迎え、本学から永尾学長、中谷体育学部長らが出席しました。

本学と大塚製薬株式会社は、昨年、バレーボール部、ラグビー部を対象に「オンライン熱中症対策講座」を実施するなど、学生の課外活動における熱中症対策について協働を進めてきました。
こうした連携をさらに深めようと、熱中症対策を中心に据えた「学生の健康増進に関わる連携」、「社会貢献に寄与する人材育成」を目的に協定が結ばれることとなりました。

協定書に署名した飯間真支店長は、「弊社の企業理念は『Otsuka-people creating new products for better health worldwide(世界の人々の健康に貢献する革新的な製品を創造する)』であり、『天理大学ビジョン2025』にある学生支援について、健康という面から学生さんを支援していきたい。また、社会連携においては、本協定を通じて様々な角度から、大学の皆様と一緒に社会へ貢献できるように進んでいきたい」と、協定に対する抱負を述べました。

続いて挨拶に立った永尾学長は、「地球温暖化に伴う熱中症のリスクは増加傾向にある。大塚製薬株式会社様のお力添えをいただきながら、体育系クラブだけでなく全ての学生が熱中症対策をマスターしてほしいと願っている。学生たちには、そうした活動を通じて、建学の精神である『貢献性』という面において、地域の人々へ様々なノウハウを還元していってほしい」と協定締結による地域貢献に期待を寄せました。