5月12日、外交官養成セミナーの2023年度開講式が天理大学創設者記念館（若江の家）で執り行われました。

「天理大学ビジョン2025」に基づき2018年末から始動した外交官養成セミナーは、本学の少人数制による語学教育の伝統を活かしたプロジェクトで、難関の外交官専門職試験を突破し、建学の精神を世界で体現できる人材を育成することを目的としています。

開講式には継続受講が認められた2〜4年生5名と卒業生2名、そして新たに選抜された2年生1名と1年生2名が出席しました。

式典の冒頭、今年度より外交官養成セミナーのディレクターに就任した島田勝巳副学長が挨拶を行いました。
島田副学長は、受講学生が学内選抜を経て受講を許可されたことを祝し、その上で、「外務省の専門職試験という目標は簡単なことではなく、相応の努力が必要。仲間と切磋琢磨して粘り強く挑戦してほしい。」と受講生に激励の言葉を掛けました。

受講許可証を受け取った学生は1人ずつ決意表明を行い、これからの意気込みを語りました。続いて永尾比奈夫学長が英語で祝辞を述べ、受講生の勉励に期待を寄せました。

なお外交官養成セミナーは、語学レッスンや国際情勢に関する学習、本学OB外交官との交流を課外活動として行い、4年次に実施される外務省の専門職試験合格を目指します。