なら国際映画祭がプロデュースする映画制作プロジェクト「NARAtive2018」として制作された『二階堂家物語』は、なら国際映画祭2016でゴールデンSHIKA賞を受賞したイラン出身のアイダ・パナハンデ監督(第68回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」で「期待すべき新人賞」を受賞)がメガホンを取った作品で、舞台となる奈良・天理市で昨年9月から撮影が行われました。
九十年余の歴史を誇る天理大学一号棟も撮影場所として選ばれ、天理大学生がエキストラとして多数出演。また作中では、天理大学雅楽部が雅楽の演奏、舞楽を披露し制作協力を行いました。
なお9月29日には、天理市やまのべホールで特別試写会として、『二階堂家物語』と、そのメイキング短編映画『ペルシャからの風』(作中音楽には天理大学雅楽部の演奏楽曲を使用)が上映され、ゲストとして、アイダ・パナハンデ監督、主演の加藤雅也さん、エグゼクティブ・プロデューサーの河瀬直美さんが登壇する予定です。