関西大学ラグビーAリーグ第7節(11月24日、京都・西京極陸上競技場)で、リーグ戦3連覇をかけて京都産業大学と対戦した天理大学は、70対12で勝利し、リーグ戦全勝で3年連続10度目の優勝を飾りました。
試合は、序盤から京都産業大学に攻め込まれる展開でしたが、天理大学は粘り強いディフェンスを続け、反対に攻め上がりゴール前のスクラムから展開し、前半10分FL岡山仙治(地域文化3・石見智翠館)が先制のトライ、SO松永拓朗(体育2・大産大附)のゴールも成功し7対0としました。さらに天理大学は30分にSO松永拓朗がトライ、ゴールも成功し14対0とリードしますが、その後、京都産業大学に2トライ1ゴールを返され、14対12と前半を僅差で折り返しました。
後半開始4分、天理大学は、CTBシオサイア フィフィタ(地域文化2・日本航空石川)がトライ、ゴールも成功し21対12と追加点を挙げますが、この後、京都産業大学に攻め込まれ、自陣ゴール前で苦しい時間帯が続きました。
しかし、天理大学の選手は、ハーフタイムに小松監督から受けた指示通り、自陣で反則をすることなく、粘り強いディフェンスで京都産業大学の猛攻を凌ぎきり、反対に後半19分、FL岡山仙治がトライ。波に乗った天理大学は、その後も怒濤の攻めを続け、後半は8トライ8ゴールを挙げました。後半を無失点に抑えきった天理大学は、結果、70対12で勝利し、関西大学ラグビーAリーグ3連覇を決めました。