2月12日、外交官養成セミナーの開講式が天理大学創設者記念館（若江の家）で執り行われました。

外交官養成セミナーは、「天理大学ビジョン2025」に基づき昨年末に始動したプロジェクトで、本学の少人数教育の伝統を活かして、難関の外交官試験を突破し、建学の精神を世界で体現できる人材を育成することを目的とするもの。

式典で挨拶に立った東馬場副学長は、建学の精神を体現するためには、宗教性・国際性・貢献性に富んだ人材育成が肝要であると言及した上で、外交官養成セミナーの目的も「建学の精神」と同様であることを伝えました。
また東馬場副学長は、「君たちが世界の中でどういう仕事が出来るのかを考えてほしい」と示し、受講学生の今後に期待する旨を述べました。

その後、東馬場副学長から受講許可証が受講学生に手渡されました。

第一期生となる学生は、学内説明会に参加し、その後、面接による選考を経て選抜された、2年生の楠本陽子さん（英米語・天理）と、1年生の梶原愛菜さん（英米語・高取国際）の2人。受講許可証を受け取った学生は、外交官試験突破を目指す決意表明を行いました。

続いて、外交官養成セミナーのオーガナイザーを務める小松﨑准教授から、セミナーのスタッフ紹介が行われました。

なお外交官養成セミナーは、語学レッスンをはじめ、国際情勢についての学習や、本学OB外交官との交流を課外活動として行い、4年次の春に実施される外務省の専門職試験合格を目指します。