特別校友の九本勝巳氏が特別講義をおこないました

2019.04.17

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天理大学基金に高額寄付をした方に授与される特別校友の称号を受けている九本勝巳(1966年、イスパニア学科卒)氏が、スペイン語・ブラジルポルトガル語専攻の「スペイン語圏入門」の授業で、特別講義をおこないました。

九本氏は天理大学を卒業後、メキシコでは最難関と言われているメキシコ国立自治大学(UNAM)で歯科医師免許を取得した後、UNAMで歯学部長を務めました。その後、メキシコで厚生省の部長職等を歴任し、現在は、世界の有名レストランを紹介する雑誌にもたびたび取り上げられる日本食レストラン「ToriTori」(メキシコシティ)を経営する実業家として活躍しています。

特別講義では、九本氏の50年以上にも亘るメキシコでの経験を通して、メキシコの政治から経済、文化、風習まで幅広く学生たちに話しました。また、学生たちへの挑戦状として、「秋にも特別講義をするので、その時までにメキシコやスペイン語等のことに関し、私が回答に窮するような質問を考えておくように」と課題を与えました。

また、特別講義後、九本氏は本館(研究棟)に設置された自分の名前が刻まれている天理大学まほろば募金寄付者顕彰銘板(4月1日設置)を視察した後、永尾教昭学長や岡田龍樹副学長と懇談をしました。懇談で、永尾学長は、九本氏の天理大学に対するこれまでのご尽力に感謝の意を表しました。それに対し、九本氏は、これからも継続して天理大学の教育研究活動に協力したいと語りました。