フランス柔道指導者研修会が行われる

2019.05.20

ニュース

この研修会は、フランスのナショナルチームをはじめ、県や地区、クラブの柔道指導者らが、天理大学で指導者として研修を受けるもので、1999年から続いており近年では年3回開催されています。

今回の研修会では、本学から細川伸二教授、正木嘉美教授、穴井隆将講師が指導員として参加し、4月19日には本学卒業生で五輪3連覇の野村忠宏(ミキハウス・体育1997年卒)さんが指導員として、背負い投げを中心に技術指導を行いました。

また、研修会期間中は、柔道部の3・4年生に「柔道特別実習」として練習に参加するよう促しており、本学の学生とフランスの柔道指導者が互いに切磋琢磨して技術向上に励む姿が見られました。

穴井講師コメント

指導員をさせて頂くようになってから毎年感じていることですが、フランスの方々の学ぼうとする姿勢、熱心さを非常に強く感じています。指導者として、その期待に応えられるように自分の持っている引き出しを最大限に発揮し、一生懸命やれることはすべてやろうと心がけ、指導に当たらせて頂いています。
また、学生にも参加してもらう事により、フランスの方々や、我々指導者1人1人の真剣な取り組みを、伝える良い機会になっているのではないかと思います。
現在、細川学部長中心に長年継続しているこの研修会を、今後私たち若い世代に変わっても、形は変えずにしっかり受け継いで、長く続くような交流行事にしていきたいと思います。