関西大学ラグビーAリーグで4年連続11回目の優勝

2019.12.02

ニュース

関西大学ラグビーAリーグ第7節(11月30日、京都・たけびしスタジアム京都)で、京都産業大学と対戦した天理大学は、50対12で勝利し、リーグ戦全勝で4年連続11度目の優勝を飾りました。

試合は、前半4分、京都産業大学に先制のトライを奪われる展開となりましたが、天理大学は、その3分後、HO北條耕太選手(体育4・天理)が、すぐさまトライを決め、5対7と追い上げます。

さらに15分、NO.8ジョネ・ケレビ選手(国際2・ナタンプア)がトライを決め、FB松永拓朗選手(体育3・大産大附属)もゴール成功、逆転に成功しました。

前半28分、この日、二つめのトライを北條選手が決め、スコアを17対7として、前半を折り返します。

後半開始5分、主将岡山仙治選手(国際4・石見智翠館)のトライで、24対7と得点差を広げましたが、このあとは互いに激しいプレッシャーのかけあいとなり、天理大学は攻撃のリズムを掴めない時間帯が続きます。

しかし後半24分、小松監督が動き、選手の入れ替えを指示。すると38分、後半途中から入ったPR山川力優選手がトライ。そのままリズムを掴んだ天理大学は、後半42分にCTBシオサイア・フィフィタ選手(国際3・日本航空石川)、さらにロスタイムにWTB江本洸志選手(体育2・日本航空石川)がトライを決め、結果、50対12で試合終了。関西大学ラグビーAリーグを全勝で終え、見事4連覇を決めました。

なお、天理大学は、第56回全国大学ラグビー選手権大会準々決勝(12月21日、大阪・花園ラグビー場)において、関東大学リーグ戦1部3位チームと関東大学対抗戦Aグループ3位チームの勝者と対戦する予定です。応援よろしくお願いいたします。

岡山仙治(国際4・石見智翠館)主将コメント

関西大学ラグビーAリーグ4連覇することができて嬉しく思います。
今日の試合では、スクラムで押されていたので、スクラムを修正して全国に挑んでいきたいと思います。昨年は、あと一歩のところで負けてしまいましたが、あれから、チームが一手一つになって練習を重ねてきたので、今年こそは、優勝したいと思います。一人一人の声援が力になりますので、応援のほどよろしくお願いいたします。

 

小松 節夫監督コメント

関西大学ラグビーAリーグ4連覇が出来て嬉しく思います。
全国では、接戦になる試合が続くと思います。そこをどう勝ち進んでいくのかが課題ですので、しっかりと準備をして、挑戦者という気持ちで試合に入っていきたいと思います。
選手の状態もいい方向に進んできているので、これからもっと練習を積み重ね、全国大会までにさらに成長してほしいと思います。

○2019関西大学ラグビーAリーグ 天理大学の戦績

第1節 天理大学 68- 0 大阪体育大学
第2節 天理大学 75- 12 関西学院大学
第3節 天理大学 83- 7 摂南大学
第4節 天理大学 68- 13 近畿大学
第5節 天理大学 73- 7 立命館大学
第6節 天理大学 55- 6 同志社大学
第7節 天理大学 50-12 京都産業大学