ラグビー部 2大会連続で準決勝進出

2019.12.24

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第56回全国大学ラグビーフットボール選手権大会準々決勝(12月21日、東花園ラグビー場)で、天理大学(関西大学Aリーグ1位)は、流通経済大学(関東大学リーグ戦1部3位)と対戦し、58対28で勝利を収め準決勝進出を決めました。

先制のトライを決めたのは、サンウルブズの第一次スコッドに名を連ねる、天理大学13番シオサイア・フィフィタ選手(国際3・日本航空石川)。天理大学は続いて12分にも相手ゴール前ラックから2番北條耕太選手(体育4・天理)が持ち出し中央にトライを決め、12対0とリードを広げます。

しかしその後、流通経済大学に立て続けに得点を許した天理大学は、前半19分、12対14とされリードを奪われる展開に。それ以降試合は、互いにトライを奪い合うシーソーゲームの様相を呈し、17対21でリードされたまま前半を折り返します。

ハーフタイム、キャプテンの6番岡山仙治選手(国際4・石見智翠館)が、「苦しい状況だが相手のパス回しに対応し、受け身にならず積極的に攻めていこう」と檄を飛ばすと、それに呼応したチームは奮闘。後半3分、7番松岡大和(国際3・甲南)選手が逆転のトライを決め、その後も連続得点で突き放しにかかります。

後半16分には、相手ゴール前でのマイボールスクラムから押し切って、岡山選手がスクラムトライ。自ら得点しチームを鼓舞します。

勢いに乗った天理大学は、後半だけで6つのトライを奪い、結果、58対28で勝利を収め、2大会連続の準決勝進出を決めました。

準決勝戦は、早稲田大学(関東大学対抗戦Aグループ2位)と秩父宮ラグビー場(東京)で、1月2日に対戦します。応援よろしくお願いします。

続いてラグビースクールの子どもたちからの質問に答えるコーナーでは、「一日何キロご飯を食べますか」「どうしたらタックルが上手くなりますか」といった質問が投げかけられ、選手たちはユーモアを交えた答えで子どもたちを楽しませました。

最後に、岡山仙治キャプテン(国際4・石見智翠館)が集まった天理市民に、「決勝の舞台に戻って、勝って大学日本一になりたいと思います」と、大学選手権優勝へ向けた決意を述べました。