全日本中国語スピーチコンテスト全国大会で本学学生が2位を獲得

2020.01.21

ニュース

1月12日、日中友好会館(東京・文京区)で開催された第37回全日本中国語スピーチコンテスト(日本中国友好協会主催)において、奈良県代表として出場した松永好徳さん(中国語4、天理)が見事2位に輝きました。

松永さんは、10月に開催された奈良県大会で優勝し、その後の音源審査で全国の代表10名の内の1人に選ばれ、全国大会(スピーチ部門・大学生の部)の出場権を獲得しました。
4年間の中国語学習の集大成を見せたいと全国大会に臨んだ松永さんは、「从“天下一家”看中日友好」(邦語訳:「天下一家」から見えてきた日中友好)という題目で、漢語橋・世界大学生中国語コンテストに出場した際の自身の経験を踏まえ、日中友好には両国がお互いのことを理解し、尊重することが重要であると見事な中国語で語りました。
審査は5分間のスピーチと審査員との中国語による質疑応答でおこなわれ、松永さんは2位という優秀な成績をおさめました。

また、田中誠実(中国語1、天理教校学園)さんも音源審査により全国108名の出場者の中から優秀賞に選ばれ、同大会(朗読部門・大学生の部)で素晴らしい朗読を披露しました。

スピーチ部門に出場した松永さん
朗読部門に出場した田中さん

松永さんのコメント

スピーチに関しては、満足しています。4年間の学習の成果をじゅうぶん発揮できました。ただ、質疑応答での質問が難しくて、あまり答えられなかったので、言葉だけでなく、中国の文化などももっと勉強しなければいけないと思いました。

指導にあたった国際学部外国語学科中川裕三教授のコメント

松永君のスピーチは、内容、発音、表現力のいずれも素晴らしく、1位でもおかしくなかったと思う。ただ、彼の世界クラスの躍動感のあるスピーチと今大会の審査基準とに少し齟齬があったのかもしれない。
また、田中君は今日の朗読発表のために練習を積み重ね、昨年10月の奈良県大会の時よりかなりレベルアップしており、最優秀賞に匹敵するくらい素晴らしい朗読を披露してくれたと思う。松永君のように、朗読部門からスピーチ部門へとステップアップして欲しい。