天理大学国際学部外国語学科中国語専攻では、2020年度春季天理大学中国語コンテストをWEBで開催しました。
中国語専攻では毎年、中国語専攻研究室と学生の中国語学習サークル「漢語会話班」共催で、同専攻全体のレベルアップを目的とした学内コンテストを開催していましたが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑みて、WEBを活用したコンテストに切り換えて実施しました。
今回のWEBコンテストには、同専攻から1年生22名が朗読部門に、2年生8名がご当地紹介部門に参加。予選・第1次審査はZoomで行われ、通過した学生の動画がYou Tubeで限定公開された後、本選・第2次審査がWEB上で行われました。
7月31日、予選と第1次審査が行われました。朗読部門の予選では、課題文の『一粒種子』を、発音やイントネーションを意識しながら丁寧に、感情を込めて朗読しました。また、ご当地紹介部門の第1次審査ではパワーポイントを使って、奈良や自身の出身地についての魅力を中国語で紹介する動画を制作し発表を行いました。
その後、予選・第1次審査通過者の動画がYou Tubeで限定公開され、同専攻教員に加え、協定校や本学と交流のある他大学の教員、スピーチコンテスト入賞経験のある卒業生によるWEB審査が行われました。また、在学生・留学生による人気投票も行われました。
結果発表は9月14日に実施された秋学期のオリエンテーション内で行われ、中国語専攻主任の中川裕三教授より入賞者に賞状と副賞が贈られました。
なお、朗読部門に出場した1年生は、春学期、コロナ禍による入構制限がありましたが、漢語会話班所属の2年生が、活動日の時間帯にLINEのビデオ通話機能を使用して発音指導を行うなど、上級生が1年生の指導を行う漢語会話班の伝統によって、コンテスト出場可能なレベルまで上達しました。