プロ野球広島東洋カープがドラフト指名挨拶に来学

2020.11.10

ニュース

11月4日、プロ野球球団広島東洋カープの鞘師智也スカウトら球団関係者が、先月26日のドラフト会議で2位指名した天理大学硬式野球部の森浦大輔投手(体育4、天理)の指名挨拶に天理大学を訪れました。

天理大学学長室で鞘師スカウトらを出迎えた森浦投手は、永尾教昭学長らと指名の挨拶を受けました。
指名の挨拶を受けた永尾学長は「昨年の石原選手に続き、2年連続で広島東洋カープから指名をいただき、さらに2位という高評価で、大学としても非常に光栄である。」と謝辞を述べました。
鞘師スカウトは「1年生の時の全日本大学野球選手権での16奪三振の試合を見てから、ずっと追っていた。その時からさらにスライダーやチェンジアップの切れは増しており、佐々岡監督も貴重な左腕投手として即戦力で考えている」と期待を語りました。

指名挨拶後におこなわれた会見で、鞘師スカウトは「カープは左腕投手が不足しているので、即戦力はもちろんのこと、次世代の投手陣の中心になれる選手だと思っている」と延べ、森浦投手も「指名の挨拶を受け、プロ野球選手になるという実感が沸いてきた。1軍でしっかり勝てる投手になりたい」と意気込みを語りました。

また、11月9日には、硬式野球部の名須和哉副部長とともに森浦投手は、天理市の並河健市長を表敬訪問しました。
森浦投手は「高校、大学と天理で7年間も育ててもらったので、1軍でしっかり活躍をして、市民の方々に恩返しできるように頑張りたい」と抱負を語りました。並河市長は、「甲子園で応援した選手が、そのまま天理大学に進学し、プロ野球選手になるというのは非常に嬉しい。昨年の石原捕手とともに、天理バッテリーとして活躍する姿を見たい」と期待を寄せました。