関西大学ラグビーAリーグ(11月29日、京都・宝が池競技場)優勝決定戦で、同志社大学と対戦した天理大学は、54対21で勝利し、5年連続12度目の優勝を飾りました。
試合は、前半10分、素早いパスで前進した天理大が、WTBマナセ・ハビリ選手(国際1、高知中央)の倒れ込みながらのトライで5対0と先制します。
前半15分、パスを受けたPR谷口祐一郎選手(体育4、東海大学付属大阪仰星)が相手選手を交わし一気に前進。最後は、LO中鹿駿選手(体育4、光泉)がトライし、FB松永拓朗選手(体育3、大産大附属)もゴール成功させ、12対0と追加点を挙げます。
前半23分、HO佐藤康選手(体育3、天理)のトライ、さらに前半33分、中鹿選手が本日2つめのトライとFW陣がトライを重ねます。前半終了間近、同志社大のBKの果敢な攻撃を受けますが、堅守で守りきり26対0で、前半を折り返しました。
後半開始5分、SO藤田大輝選手(国際3、伏見工業)からロングパスを受けた佐藤康選手が、中鹿選手に続く本日2つめのトライを決め、33対0と追加点を挙げます。
その後、同志社大にトライされ、33対7となりますが、天理大のBK陣がパス、ランで相手のディフェンスラインを破って、次々とトライを奪います。同志社大も最後まで果敢に攻め、優勝決定戦に相応しい攻防が繰り広げられましたが、結果、54対21で試合終了。天理大は、関西大学ラグビーAリーグ全勝で、見事5連覇を決めました。
なお、天理大学は、第57回全国大学ラグビー選手権大会準々決勝(12月19日、大阪・花園ラグビー場)において、関東大学リーグ戦1部2位チームと関東大学対抗戦Aグループ5位チームの勝者と対戦する予定です。応援よろしくお願いいたします。