コロナ禍に想いやりを #天理大学モザイクアート

2020.12.17

ニュース

天理大学学生自治会は、11月から12月にかけて「#天理大学モザイクアート」の企画制作を学内外で展開し、12月14日、完成した作品をJR天理駅南団体待合所に掲示しました。

この企画は学生自治会(心光会)総務委員会のメンバーらが中心となって企画したもの。「コロナ禍でも、お互いを思いやり慈しむ心を持って支え合って困難な状況を乗り越えよう」と、「感謝」と「夢」を綴ったメッセージを集めたアートの制作に11月から取りかかりました。

メッセージカードは、学内とJR天理駅南団体待合所に設置した特設ブースで、「感謝」と「夢」をテーマに募集し、学生はもちろん多くの市民からもメッセージが寄せられました。またメッセージはSNSやアンケートフォームでも集められ、その数は2277枚に。天理大学附属天理図書館前のイチョウ並木を撮影した写真に「想いやりあふれる天理」という言葉をデザインしたモザイクアート(縦約2・5メートル、横約5メートル)として完成しました。

モザイクアートのお披露目となった14日には、永尾教昭学長らがJR天理駅南団体待合所を訪れ、学生らの制作したモザイクアートを視察しました。

また学生自治会は、天理市の新型コロナウィルス対策に貢献しようと、同企画に併せた募金活動も行っており、この日、寄せられた募金全額を持参。訪れた並河健天理市長に手渡し、天理市新型コロナウィルス感染対策本部へ寄付しました。

これに対して、並河市長から感謝状が贈られ、学生自治会総務委員長の尾身郁栄さん(国文4年・天理)が代表して感謝状を受け取りました。

なお、JR天理駅南団体待合所での「#天理大学モザイクアート」の展示は12月22日までの予定です。