「博物館実習3(館園実習)」を実施

2021.07.12

ニュース

本学の全学部生対象となる博物館実習3の集中授業(第1班)が、6月28日から7月2日にかけて実施されました。

博物館実習は、博物館学芸員の資格を得るために必要な3単位の内のひとつで、「館園実習」として、実際の博物館・美術館で行われる実習です。

天理大学では附属天理参考館でその実習が行われており、今回は藤原郁代学芸員(本学非常勤講師)が担当をつとめました。

今回の実習期間は、7月14日から開幕する第87回企画展「物部氏の古墳 杣之内古墳群」展の直前にあたり、企画展の展示作業に携わる実習となりました。

展示作業では、実習生相互で確認しながら、「この土器はどの面を見せるのが良いか」「傾かずにまっすぐになっているか」など、博物館学芸員の資格取得に則した丁寧な作業が行われました。

また実習期間中、天理参考館で小学生向けのギャラリートークが実施されており、ギャラリートークの運営に勤しむ学芸員の様子や子供たちの反応を直接伺える貴重な機会も得ました。