中国語専攻の教員・学生が奈良育英高校2年に模擬授業を実施

2021.11.30

ニュース

11月4日、奈良育英高等学校(2017年4月本学と高大連携協定締結)の2年生を対象とした「天理大学見学会」において、中国語専攻教員と学生が、外国語学科に関心のある生徒に、国際学部外国語学科の学びと魅力について、多方面から紹介を行いました。

午前中の模擬授業では、今井淳雄准教授が、「世界で通じる中国語・日本で使える中国語」と題し、中国語が英語に次ぐ世界言語なっている現状と国内外における中国語の有用性について講義しました。

午後からはCALL教室に場所を移して、中川裕三教授が、「わくわく、ドキドキ、これがICTを用いた外国語授業だ!」と題した講義を行いました。
中川教授は、実際に授業で使用している機能を使った中国語の模擬授業を行い、天理大学が誇る最先端の語学授業を高校生に体験してもらいました。

続いて、在学生の高井百望さん(中国語4年・智辯学園奈良カレッジ)が、自身の4年間の学生生活を動画で振り返った「私の成長ストーリー」を紹介。この他にも中国語専攻の学生が参加しているボランティア活動についての紹介や、10月に開催された「中検2021スピーチコンテスト」(一般財団法人日本中国語検定協会主催)で審査員特別賞を受賞した山内雅貴さん(中国語4年・足羽)が受賞スピーチを披露するなど、外国語学科の学びを在学生の言葉でリアルに伝えました。

また、留学生と日本人学生の交流の場であるiCAFé (アイ・カフェ)で、竹田治美教授が中国伝統の「茶藝」を実演しました。iCAFé (アイ・カフェ)でリラックスした高校生たちは、この後、留学生・日本人学生たちと雑談をしながら交流を深めました。

国際学部外国語学科中国語専攻 主任 中川裕三教授のコメント
「中国語専攻のさまざまな取り組みを紹介することで、本学国際学部外国語学科ではどういう学びがあるのかということについて、参加した高校生に具体的なイメージを持ってもらうことができたと思う。今後はさらに奈良県下の他の高校にも今回のような機会を提供することで、多文化共生社会を牽引するリーダーを目指す人材が数多く入学してくれることを期待したい。」