全日本学生ポルトガル語弁論大会で天理大学生が3位と6位に入賞

2021.12.01

ニュース

11月20日、京都外国語大学で開催された「第39回全日本学生ポルトガル語弁論大会」(京都外国語大学主催)に、ブラジルポルトガル語を専攻する本学の学生3名が参加しました。今年の大会には全国の大学から学生15名が出場しポルトガル語による弁論を競い合いました。

本学学生の受賞成績は次の通りです。

駐京都ポルトガル名誉領事賞(3位) 橋本しな乃さん(スペイン語・ブラジルポルトガル語専攻2年・天理教校) テーマ「外国人児童と学校の課題」

京都新聞賞(6位) 川口徳子さん(スペイン語・ブラジルポルトガル語専攻2年・天理) テーマ「LGBTについて思うこと」

駐京都ポルトガル名誉領事賞(3位)橋本しな乃さん
京都新聞賞(6位)川口徳子さん

橋本しな乃さん(スペイン語・ブラジルポルトガル語専攻2年・天理教校)コメント
日頃、様々な場面でサポートして下さる先生方をはじめ多くの方々のおかげで、私は、有難いことに弁論大会で入賞することが出来ました。私は、日本に住む外国人児童の現状と課題を自分自身と照らし合わせてスピーチしました。自分の気持ちを1つ1つの単語に乗せて1人でも多くの人に伝わるようにジェスチャーを入れるなど表現方法を最も意識しました。本番では、私の顔を見ながら真剣に頷いて聞いて下さるたくさんの人びとの姿を見て、スピーチを通して伝えたかった事が多くの人に届いているように感じました。私は、3位になることが出来ましたが、この結果に満足せず、自信を持ってポルトガル語を話せるようになるために、これからも高みを目指して頑張っていきたいです。

川口徳子さん(スペイン語・ブラジルポルトガル語専攻2年・天理)コメント
私は、今回の弁論大会で「京都新聞賞」という賞をいただき、すごく驚いています。参加者の中には流暢にポルトガル語を話していて原稿をきちっと暗記している方もおられました。ポルトガル語の聞き取り等、自分自身満足できていないところもあり、とても悔しい気持ちもあります。もし来年も弁論大会に出場できるのであれば、それまでに語学スキルをもっと向上させ、次も賞を取ることができるよう努力したいと思います。

池慶太郎さん(スペイン語・ブラジルポルトガル語専攻2年・天理)コメント
全国の大学からポルトガル語を習う学生と弁論できたことをとても嬉しく思います。他の学生の弁論を聞き、とても良い刺激を貰いました。ポルトガル語の発音が綺麗だったり流暢に話しているのを聞いて、自分との差を感じ、もっと頑張らないといけないと思いました。今年は賞をいただくことができなかったので、来年も参加して賞をいただけるようなスピーチをしたいです。

 

備考:第39回全日本学生ポルトガル語弁論大会
主催:京都外国語大学
後援:駐日ポルトガル大使館、駐日ブラジル大使館、カモンイス院、マカオ大学、駐京都ポルトガル名誉領事館、駐神戸ポルトガル名誉領事館、駐大阪ポルトガル名誉領事館、京都新聞、京都ラテンアメリカ文化協会
審査員:ポルトガル大使館臨時代理大使 ティアゴ・デ・ブリト・ペネド氏、在名古屋ブラジル総領事館総領事 ルイス・フェルナンド・アボット・ガルヴァン氏、Record TVプロデューサー エヴェルトン・トバセ氏
参加大学(五十音順):関西学院大学、神田外語大学、京都外国語大学、拓殖大学、天理大学、同志社大学、常葉大学、南山大学