第21回外国人留学生スピーチ大会で天理大学生が1位(優秀賞)を獲得

2021.12.15

ニュース

12月9日、第21回外国人留学生スピーチ大会が行われ、天理大学国際学部地域文化学科日本研究コースのリドワン(2年生・インドネシア)さんが「大好きな自分に出逢いましょう」の演題で出場し、見事、1位(優秀賞)を獲得しました。

昨年の大会は、新型コロナウィルス感染症の感染状況を鑑みて不開催となりました。2年ぶりの今大会は、感染症拡大防止対策を講じ、奈良女子大学学術情報センター国際セミナー室からZoomによるオンライン配信で開催され、県内の5大学から、それぞれ代表1名が参加しました。

登壇したリドワンさんは、学校やアルバイト先で優しく思いやりのある日本人に囲まれているからこそ日本語の勉強が楽しんで続けられるということや、夢を追いかけることで大好きな自分に出会えると信じているということを、これまでの様々な経験をまじえて発表しました。

リドワンさんコメント

今回のスピーチコンテストの話を聞いたのは日本語能力試験の一週間前でした。そのときの私は、N1(最上級のレベル)に合格するための勉強で精いっぱいでした。ですが、一年生のときから、いつかスピーチコンテストに参加してみたいと思っていたので、迷わずに手を挙げました。せっかく日本に留学しているので、スピーチコンテストを通じて、多くの人に自分の気持ちを伝えたいと思ったのです。

準備の時間はとても短かったですが、周囲の方々の協力のおかげで、本番では最高のスピーチができました。1位(優秀賞)に決まったときは思わず涙があふれてきました。友だちや先生からも「1位おめでとう」というメッセージがたくさん届きました。本当にうれしかったです。

これからもスピーチを通して私の思いや考えをみなさんと共有したいと思います。