関西大学春季トーナメント2022(7月3日、親里競技場)決勝戦で、天理大学ラグビー部は京都産業大学ラグビー部と対戦し、31対31で引き分け、両校優勝となり3年ぶり4度目の優勝を決めました。
前半5分に先制のトライを京産大に奪われますが、天理大も12分にターンオーバーから、LOナイバルワガ・セタ選手(地域文化4年・秋田工業)がトライ。その後は一進一退の攻防が続き、前半終了間際の41分、天理大はラインアウトからモールを形成し、NO8パトリック・ヴァカタ選手(地域文化2年・日本航空石川)が右中間にトライ、ゴールキックもSO福本優斗選手(体育3年・上宮太子)が成功させ、19対18と勝ち越し、1点リードで前半を折り返します。
後半開始6分、CTB上野颯汰選手(体育2年・関商工)がトライを決め、24対18とリードを広げますが、その後、京産大にトライやペナルティゴールを決められ、24対26と逆に京産大にリードを奪われます。
天理大は、26分に途中出場したPR松野楓舞選手(地域文化2年・松山聖陵)がゴールポスト右にトライ。ゴールキックも決まり、31対26と再び逆転します。
このまま逃げ切りたい天理大でしたが、試合終了間際に京産大にトライを決められ、31対31でノーサイド。2016年大会と同様の天理大学・京都産業大学の両校優勝となりました。