●「今回、自分の国(ベトナム)の文化遺産について知識を広げることができました。ベトナムと日本の文化遺産について、もっと研究したいと思います。今回の授業で、日本の学生のみなさんにベトナムのことを理解してもらえたので、とても嬉しいです。文化や歴史を通して、日本に留学している外国から来た私たちと日本のみなさんとの交流になったと思います。」
●「私はベトナム人ですが、私の国の文化について多くを学ぶ機会がありませんでした。今回の授業で、ベトナムの文化について理解することができました。」
●「文化遺産は、経済、文化、社会など、多くの側面で、(私たち)ベトナム民族にとって重要な役割を持っています。観光発展のための素晴らしい資源になっていることを強調する必要があります。」
●「文化遺産は世界からの注目に応えるために維持し続けなければならないと思います。(私の国の)ベトナムには扱いがデリケートな文化遺産やトピックがあり、日本より複雑な状況下にあることがわかりました。」
●「遺産のあるところに利益があるという考えは捨てなければならない時に来ていると思いました。(私の国である)ベトナムの文化遺産は、先祖が子孫のために残した皆のものであり、保存すべきものであると考えなければならないと思います。」
●「ベトナムについて何も知りませんでしたが、今回、知ることができ、ベトナムを見てみたいと思いました。ベトナムと奈良は、深いところを見ると、国境を越えて共通する部分があると感じました。」
●「日本とは違ってダイナミックな遺跡や民族が織り交ざるベトナムの文化に興味をひかれました。ネフライト製の耳飾りなど、サーフィン文化の甕棺の副葬品がとても綺麗で驚きました。」
●「チャンパ王国が仏教を通して、日本・奈良と関りがあったのには驚きました。扶南と奈良は関りがあることを学びました。」
●「チャーキュウ城はフランス統治時代に調査されたことを知りました。聖なる山と呼ばれる場所の写真が神秘的で、初代王都チャーキュウ城の調査が印象に残りました。」
●「ベトナムについて詳しく知ることができ、興味が出ました。文化遺産法による遺物・遺跡発見時の対処に驚き、現状や問題点を見つけることができました。」
●「ベトナムでは遺跡の存在が周知されておらず、法整備が必ずしも十分ではないということがわかりました。ベトナムの遺跡は、人々の生活に近すぎるために破壊されているのが残念だと感じました。」
●「ベトナムの遺跡に課題があるのは、その場所が環境や立地がよく、昔も今も人々が利用しているからだと思いました。遺物が売買されている現状は、変えなければいけないと思います。私利私益のための売買は法律で禁止されているものの、人々の身近に多くの遺跡・遺物があり、発見された貴重な貴金属を販売する人々もいることを知りました。ベトナムの文化遺産法の内容に関心を持ちました。」
●「貴重な文化財が金銭的な問題で保存ができないのはもどかしいです。(タンロン遺跡など)世界遺産は登録がゴールではなく、その維持が重要だと感じました。」
●「「環境・人・金が充実していないと文化遺産は保持できない。」、「世界遺産に登録されて終わりでなく、そこから価値をキープしないと意味がない」という言葉は、忘れてはいけないと思いました。」