
THE STORIES #002
言葉の力で人を結び、
夢を広げたい。
国際学部 外国語学科
吉川 美栄さん
「ただ言葉を訳すのが、通訳じゃない。適切な言い回しや、気遣いの声かけを学ぶことも、大事な勉強です」
アメリカ合衆国 マレー州立大学に留学中の吉川さんは、高校生の頃から海外で学ぶことが、夢。
天理大学に進学してからも、オーストラリアでの短期滞在や、天理小学校での通訳ボランティアを経験してきました。
「こうした体験は、留学生活で役立つものばかりなので、天理大学で機会を与えていただいたことに、本当にありがたく感じています」
日常生活の英語は、とにかく早い。何度も聞き返さなければ理解ができず、思ったように友達との会話や買い物ができない。
「成長するチャンス」と留学を決めたものの、アメリカに到着してから、想像以上の困難が続きます。
「勉強不足を痛感した」という吉川さんは、謙虚に努力。現地の学生に追いつくために、平日は夜まで図書館で勉強しているとのこと。
「図書館で現地の学生にアドバイスをもらったり、新しい友達ができたり。
大変ですが、充実した勉強生活を送ることができています。」
自分の国にはない言葉や文化に触れ、新しい知識や考え方が広がること。
その喜びを、周囲に伝えていきたいのだと吉川さんは語ります。
「これからも、努力していきたいと思います。
このワクワクを、自分の習った言語を通して、今度は誰かに伝えられるように」

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