
THE STORIES #003
負けたくない気持ち、
誰よりも胸に。
国際学部 地域文化学科
坪内 萌花さん
「グラウンドにいるとき、絶対に負けたくないんです。自分以外の、他の誰にも」
相手のボールを奪ってから、素早いテンポでゴールまで繋ぐ。積極的に前に出て、相手に抜かれないようなパスで、チャンスを作る。
ホッケー部に所属する坪内さんの得意なプレーです。
彼女とホッケーとの出逢いは、小学生の頃。教育実習の先生を通じ、このスポーツの存在を知ってからは、スティックでボールをコントロールしたり、相手を追い抜いたりする楽しさに、どんどんのめり込んで行ったと言います。
高い運動能力が求められる、ホッケー。しかし、大切なものはそれだけではありません。
「高校時代もがむしゃらにうちこんで来ましたが、大学で、試合に出る人、出ない人関係なく、1つのチームとして同じ想いで戦うことの大切さを知りました。
監督やコーチ、チームメイトの想いを深く考えられるようになったと思います」
ホッケーの技術はもちろん、内面的な部分でも成長を感じる。
そう話す坪内さんにとっての一番印象深い瞬間は、2017年7月に開催された全日本大学王座決定戦の決勝戦だそうです。
「もう一度、日本一になりたい。ホッケーの面白さを世の中に伝えたい。
もっと有名なスポーツになって欲しいんです」
監督やコーチを胴上げした、あのときの感動。想いを胸に、更なる成長を誓います。
