
THE STORIES #015
ボールひとつで、
世界と繋がる。
国際学部 地域文化学科
岩田 晴世さん
「諦めなければ、可能性は無限大だと考えるようになってから、チャレンジすることが多くなったと思います。
1%でもいいから、昨日の自分を超えることが大事だなって」
現在フランスに留学中の、国際学部岩田さん。
渡仏の目的は語学習得?と思いきや、彼女の場合は少し違っています。
「“競技ドッジボール”を欧州に広めたい。その想いから、渡仏を決めました」
岩田さんとドッジボールとの出会いは、小学校1年生の頃。高校では日本代表となり、当時から国内で普及運動を始めます。
しかし、岩田さんの将来の夢は、「ドッジボールの日本代表としてオリンピックに出場すること」。
国外での普及活動の必要性を痛感し、天理大学入学後、天理日仏文化協会への半年間の留学を決めることになります。
「私が理想とする留学のスタイルは、“自分の得意分野において、自分で計画できる、自由な留学”。
これが天理日仏文化協会への留学に、ぴったり合っていると感じて。それが一番大きな決め手になりました」
国籍を問わず“ボール一つで繋がれる”喜び。スポーツを“ことば”にして、誰かと分かり合う無限の可能性。
留学生活を通じ日々感じるのは、語学力が未熟でも自分の考えや気持ちを伝える大切さです。
「普及活動で出会った人との繋がりを大切にし、いつかは競技で対戦してみたい。
留学で学んだ語学や鍛えられたメンタルで、ドッジボールをより多くの人に広めていきたいです」

■ 天理日仏文化協会