“本当の支援”って、<br>何だろう。

THE STORIES #001

“本当の支援”って、
何だろう。

国際学部 外国語学科

賽延 晴子さん

「国際協力の活動に、ずっと興味がありました」

賽延さんは、大学1年次、国際参加プロジェクトを通じて、ネパールへ。現地の地震被災地での炊き出しの手伝いや、レンガ造りに参加し、現地の2つの小学校で美術の授業を担当しました。

「最初は大人しかった子どもたちですが、授業が始まると笑顔が増えていくんです。

どの授業でも、子どもたちは一生懸命。

素直で、純粋で。もっと色んなことを教えたいと思いました」

そんな賽延さんが一番感動した瞬間は、誕生日を迎えたプロジェクトメンバーに、ネパールの人々がケーキを用意してくれたこと。

「他にも観光地に連れて行ってくれたり、日本食のお弁当を作ってくれたり。

ネパールの皆さんの寛大な気持ちと優しさに心を打たれました」

ただモノを提供するだけではなく、現地の人と共に成長できる支援とはなにか。

プロジェクトでの“生きた経験”を通じ、考え、模索しながら、賽延さんは自身の変化を感じるようになります。

「新しいことに、もっと挑戦したいと思うようになりました。

毎日だらだらと過ごすのは、もったいない。

これからも、より様々な活動に参加していきたいと思っています」

国際参加プロジェクト

海外で貢献活動を実践。数カ月におよぶ語学学習や支援活動の準備を経て、現地の人々や子どもたちとの交流を深めます。