
THE STORIES #018
“食”がつなぐ、
ヒト・地域・大学。
体育学部 体育学科
薮田 望さん
「地域の方々に少しでも貢献できたことに嬉しさを感じました」
そう語るのは、大学院 体育学研究科の薮田さん。
天理大学と天理市が企画した産官学の連携イベント「ノルディックウォーキングde健康キレイ~美しく めぐる てんり~」。健康と美容にいいランチメニューを提供したいとの主催側の意向を受けて、メニュー作りを彼女が担当することに。キャンパスの隣に店を構える“農家カフェけやき”さんと連携し、自家栽培で栄養価の高い野菜をふんだんに使ったヘルシーランチメニューを考案。
当日は栄養講座も行い、地域の方から好評を得ました。
「私一人では決してできなかったことで、皆さんの協力があってこそ、成功させることができました。
この経験自体が、私にとって新しい発見です」
モットーは、父からの教えである、「準備8割、仕事2割」。
「初めて一般の方々に対してメニュー考案と食事提供をしたので、希望に応えられるか不安でしたが、打ち合わせや試食会などの準備を重ねる中で、たくさんの方から意見や助言をいただき、メニューにうまく反映させることができたので、自信をもって提供することができました」
公認スポーツ栄養士の取得が目標、と抱負を語る薮田さん。
「今後も食事と栄養を通して、スポーツ選手に限らず幅広い方々に食事や栄養について学んでいただけるよう、地域の方々と交流を深めていきたいと思っています」
