“人を助ける心”で挑む、国際貢献。

THE STORIES #028

“人を助ける心”で挑む、国際貢献。

外務省 国際協力局国別開発協力第三課
外務事務官

大黒 和親さん

「国際貢献や日本の国益にかかわる仕事のやりがいは格別です。

担当案件について某国の首脳級が言及されたのをTVで見た時は、背筋が伸びる想いでした」

外務省 国際協力局国別開発協力第三課 外務事務官の大黒さん。

国際文化学部の2013年卒業生であり、現在はODA(政府開発援助)における中東、欧州・アフリカ地域への経済協力に関する計画立案・実施に携わっています。

「所轄している地域は多岐にわたります。

めまぐるしく変わる情勢にも柔軟に対応できるよう、日々アンテナを高くして業務に取り組んでいます」

大黒さんは、在学中にフランス・オルレアン大学に交換留学し、フランス語検定やスピーチコンテストなどにも積極的に参加していたとのこと。

天理大学が掲げる「他者への貢献」から大きな影響を得たと言います。

「相手の立場に立って物事を伝える“対話力”、現状の課題解決に向けたプロセスを考える“計画力”、考えたことをやりきる“実行力”を学んだことは、

そして、国際社会において切っても切り離せない“宗教学”は、国際社会で仕事をする上で重要な要素だったのだと、毎日のように実感させられています」

杉原千畝の名前を挙げながら、大黒さんはこう語ります。

「“他者への献身”を掲げる天理大学は、世界で活躍する人材になるために何が必要かを教え、必要な教養を親身に育んでくれる誇り高き大学です。

私も “人を助ける心”を胸に、業務に専念していきます」

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