生涯教育で目指す、<br>“知を循環させる社会”。

THE STORIES #029

生涯教育で目指す、
“知を循環させる社会”。

大阪市 市民局 区政支援室地域力担当
地域支援グループ

岡本 匡由さん

「在学中の経験や生涯学習の考え方が、現在の自分のベースになっています。」

人間学部の2013年卒業生である、岡本 匡由さん。

大阪市役所において、NPOや自治会などの市民活動団体の支援制度の企画を主に担当しています。

「大学に入る前から、社会問題を解決できるような仕事をやりたいと漠然と思っていました。

大学で生涯教育を学び、知を循環させる社会が実現できれば、様々な社会問題を解決できるのではないか。

またそのためには行政の役割が重要であると感じたため、現職を志望しました」

岡本さんの在学時の研究テーマは、「森の幼稚園と地域の関係性について」。

大学1回生のとき、自然や世界との“いのちのつながり”の共感を目的に開講した集中科目「森に生きる」に参加したことがきっかけとなり、

スカウティング同好会にて、子ども版の「森に生きる」を企画・運営しました。

「他にも、ボランティアなどでイベントを企画する機会に恵まれました。

目的・目標を決めてそれに向けて実行していく力は、現在でも様々な場面で生きています。」

そう話す岡本さんは、後輩にこんなメッセージを送っています。

「天理大学では地域と連携したカリキュラムも多く、羨ましく感じます。

興味のあることにチャレンジできる、貴重な場。

共感してくれる友人、応援してくれる人と出会い、どんどん世界が広がりますよ!」

建学の精神実践プログラム「森に生きる」

自然や世界との「いのちのつながり」の共感を目的に開講した集中科目。