ひとは何のために生きるのか。社会に貢献する起業家でありたい。

THE STORIES #053

ひとは何のために生きるのか。社会に貢献する起業家でありたい。

起業家
Earth Ring Caféオーナー他

片岡 徳久さん

「2年次のとき、交通事故にあったんです。生死をさまようような大事故でしたが、奇跡的に回復することができました。一度は死んだ身体なのだから、これからは人や社会のためになることをしよう。事故後から、そんな風に考えるようになりました」

穏やかな口調でそう話すのは、人間学部宗教学科の卒業生、片岡徳久さん。天理本通りにあるEarth Ring Caféのオーナーのほか、リサイクルや地域復興事業を行う会社を経営しています。

「事故をきっかけに、このカフェの由来にもなっている“アースリング”というボランティア団体を立ち上げたんです。“人のために”をスローガンに、150人のメンバーが集まったのですが、アルバイト代だけでは追いつかない活動資金に苦労し、継続した支援には安定した収入が必要だと痛感させられました。そんなとき、天理大学の授業で、ある経営者の方が講師として来られて。
その方の“経営を通して持続的に世の中のために”という言葉と考え方に惹かれ、社会起業家を志すようになりました」

まずは自分のできることから——いつもお世話になっている天理の街に恩返しをするところから始めよう。そう考えた片岡さんは大学4年次、天理本通りにEarth Ring Caféをオープン。当初は苦労も多かったそうです。

「お店を始めた当初は右も左もわからず、地元の方にも心配されていました。お叱りを受けることもあり、もどかしい日々を送りましたが、それでも“人に喜んでもらえることをしなさい”との父の言葉を胸に、商店街のゴミ拾いなど小さなことを継続するようにしました」

努力が実り、今では地元の方からの信頼も厚く、さまざまな事業に取り組む片岡さんは、事業により社会課題を解決することの重要さをこう語ります。

「生きがいのある仕事、やりがいのある仕事、そうした仕事の雇用を生み出す事業を通じ、様々な社会問題の解決に貢献したいと思っています。
学生の皆さんにも、大きな夢を持って欲しいと思います。何のために生きて、何を志して生きているのか。悩みながら、大きな目標をもとに進路が見つけられたらいいですね」

人間学部宗教学科

確かな信仰と深い宗教的知識をもとに、人間の生き方を考える。

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