生徒一人ひとりに想いを馳せる、そんな教員でありたい。

THE STORIES #057

生徒一人ひとりに想いを馳せる、そんな教員でありたい。

中学校教員
大東市立北条中学校

逸見 春菜さん

「全校生徒が200人を切る小規模な学校で、何にでも素直に一生懸命取り組む生徒が多い印象です」

元気な口調で明るくそう話す、逸見さん。
体育学部を卒業し、大阪府内の公立中学校で保健体育の教員として勤務しています。

「クラスの担任を受け持ちながら、全学年の女子の保健体育を担当しています。
天理大学では陸上競技部に所属していましたが、今は女子バスケットボール部の顧問として、生徒を指導しています」

逸見さんが教員を目指したきっかけは、中学生のときの担任の先生だそうです。

「厳しいけれど、本当に優しい先生でした。いつも私の背中を押してくれた先生のように、私も生徒を応援できる生徒思いの教員になりたいな、と思うようになって。
天理大学時代、スクールサポートとして小学校に行って、子供たちを指導する中で、教えることが好きな自分に改めて気づき、教員への憧れが具体的な目標に変わりました」

逸見さんが仕事をするうえで大切にしているのは、生徒と過ごす時間を大切にすることだそうです。

「居心地のよいクラスにするために、一人ひとりと会話をするように心がけています。問題を起こしてしまうような生徒でも、家庭環境や交友関係など、その背景に思いを馳せ、しっかり話を聞くように気をつけています」

憧れの先生に近づけるように、日々努力を続ける逸見さん。
彼女は、後輩へのメッセージをこう語ります。

「天理大学には同じ夢を志す仲間がたくさんいて、お互いに切磋琢磨し合える環境だと思います。相談に乗ってくれる優しい先生もたくさんいますから、将来の夢に向かって、邁進してほしいと思います。活躍を応援しています」

体育学部
世界に誇る競技者や優れた指導者を輩出