天理大学中国語専攻は、2月17日、研究棟3階の第一会議室にて、宇都宮大学国際学部国際学科の松金公正ゼミ・松村史紀ゼミとの、卒業論文・卒業課題研究作成に向けた合同発表会を開催しました。
これは同専攻3年次生が受講する「中国語演習2(ゼミ)」の一環で、ゼミで学んできた研究手法に基づき、4年次で取り組むことになる卒業論文・卒業課題研究に向けた構想を発表する機会として設けられたものです。
本学中国語専攻と宇都宮大学国際学部国際学科の松金ゼミ・松村ゼミとは、教育研究活動において教員同志のつながりがあり、それぞれの学生間において研究教育に向かうためのモチベーション向上を図りたいと考え、この度、合同発表会を開催する運びとなりました。
なお、発表会は新型コロナウイルス感染症対策を講じ、本学学生は原則対面で発表・参加し、宇都宮大学の学生はオンラインで発表・参加しました。
本学からは、森尾豪人(3年・五條)さん、中澤喜祐(3年・上田東)さん、村山佳奈(3年・松原)さん、西村若奈(3年・河瀬)さんの4名が発表し、これまでにゼミで学んできた手法を活かしながら、今後、研究に取り組むなかで深めていきたいテーマについて発表しました。
宇都宮大学国際学部からは6名の学生が発表を行い、また、昨年卒業した学生による卒業論文発表も行われました。
発表会では多様なテーマについてさまざまな観点から論じられ、発表者以外の参加者にとっては、自分自身がこれから卒業論文・卒業課題研究に取り組むにあたってどのようなことを、どのようにして考えていけばよいのかをイメージする機会となり、大きな刺激となりました。
中国語専攻では、大学における「学びの集大成」として卒業論文・卒業課題研究を位置づけています。学生自身がそのゴールを意識し、自覚的にそこへと向かっていくための貴重な機会として、今後もこうした研究教育活動を続けていきたいと考えています。