留学体験記 韓国 東国大学(交換留学)

2023.06.22

ニュース

韓国・朝鮮語専攻 新留由唯

■キャンパス周辺

2021年度の1年間、ソウルにある東国大学校に留学しました。大学は坂が多いもののキャンパスは広く、いつでも使えるバスケットボールのコートがあるので、よくバスケをしに行きました。大学内にはコンビニがあり、電子レンジやお湯も水も自由に使えます。学内の食堂では美味しい韓国料理が500円前後で食べられます。

私が住んでいた忠武路という町はソウルの真ん中にあり、地下鉄の2号線・3号線・4号線・5号線にアクセスしやすく、どこへ行くにしても交通の便は大変よいところでした。南山も近く、運動をかねて気軽に山登りができます。

■授業

大学では学部の正規授業と外国人用の韓国語の授業を受講しました。私が履修した日本学科の授業では韓国人学生と一緒に韓国語で日本語を語学的に学びました。私は日本語について専門的に学んだことがなかったので、しっかり授業に対応できる韓国人の友達たちを見て大変刺激になりました。

語学堂修了式

大学附設の語学堂の授業も受けました。ここは、色々な国から来た外国人が韓国語を学ぶ機関です。語学堂の授業は、学部の韓国語の授業と内容が一部重複することもありましたが、韓国語力を磨くために一生懸命取り組みました。語学堂の修了式では、学生代表として発表する機会をいただくことができました。

語学堂修了式での発表

■生活

週末はダンスサークルの練習にいったり、語学堂やサークルで知り合った友人たちとご飯にいったり、おしゃれなカフェツアーをするなど充実した留学生活を送ることができました。食事のあとには必ずカフェに行きました。韓国はコーヒーがすごく美味しく、私はEDIYAコーヒーがとても気に入り2日に1度は飲んでいました。学校に行く前にテイクアウトすることも多かったです。韓国はカフェが多いので、コーヒーが好きな人にお勧めです。

ダンスサークルの仲間と

■留学を終えて

大学に入学する前から目標にしていたTOPIK6級(最上級)を取得することができました。留学前は知らない人に話しかけたりすることはできませんでしたが、韓国では「自分が話さない限り韓国語が上達しない!」と思い、知らない人でも話しかけるように心がけました。このことでコミュニケーション能力が格段に向上しました。

また何でもやってみようと思える気持ち、失敗を恐れない姿勢が身に付いたように思います。留学中は、やってダメだったらその時はその時だから、とりあえず何でも挑戦してみようという気持ちで行動していました。留学を通して、自分の語学力に自信が持てるようになりました。自信が持てたことで、物事もポジティブに考えられるようになったので、留学という経験が自分にとって貴重なものとなりました。

景福宮で

■後輩へのアドバイス

コロナ禍で簡単にいかないこと、困ったことも色々ありましたが、何とか解決できました。まずは何にでも挑戦してみることが大事だと思います。留学中は、色々なところにどんどん出かけて、色々なものを見て聞いて感じて、色々な人に出会って、今しかできない体験をするといいと思います。

(留学期間:2021年3月~2022年2月)