天理大学卒業生 川真田紘也選手が「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 」日本代表に選出

2023.08.24

ニュース

8月25日開催の「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」(日本、フィリピン、インドネシアの3カ国共催)に出場する日本代表メンバーに、天理大学卒業(体育学科・2021年卒)の川真田紘也選手が選出されました。

川真田選手は204㎝、110㎏の体格を活かしたゴール下でのプレーを強みとするセンター。今年2月の代表合宿で「育成強化選手」として招集され、直後のアジア地区予選で代表デビューを果たすと、わずか半年で驚異的な成長を遂げ、今大会の最終メンバーに大抜擢されました。

中学からバスケットボールを始めた川真田選手は、地元徳島県の高校を卒業後、天理大学に入学。本学バスケット—ボール部は部員数が多く、また、川真田選手と同じセンターポジションには、高身長の留学生たちもおり、すぐにレギュラー入りはできませんでしたが、着実に実力をつけ、4年次に出場した全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)の1回戦では、23得点、13リバウンドの活躍を見せチームの勝利に貢献しました。

インカレ後は、特別指定選手としてB2佐賀バルーナーズでプレーし、卒業後の2021-22シーズンに滋賀レイクス(当時、滋賀レイクスターズ)へ移籍。昨シーズンからは出場機会が増え、ここでの活躍がトム・ホーバスヘッドコーチ(HC)の目に留まり、日本代表メンバーに選ばれました。

自身の強みを「身長と体格を活かしたシュートやリバウンド」と称す川真田選手は、プレースタイルやキャラクターが人気漫画「スラムダンク」の主人公をほうふつさせることから“リアル桜木花道”とも称されており、また、同代表メンバーの渡邊雄太選手(NBAフェニックス・サンズ所属)からは「秘密兵器」と呼ばれる存在で、ワールドカップでの活躍が期待されています。
日本代表チームは、8月25日に初戦のドイツ戦に臨み、ワールドカップ1次リーグ突破を目指します。

また、川真田選手の代表入りに伴い、本学男子バスケットボール部から、小畑治部長(本学体育学部准教授)、岡田伸二総監督、黒木勇輝OB会事務局長が、8月21日、天理市役所を訪問し、並河健市長、大橋基之議長に川真田選手のこれまでの活躍を紹介するとともに、今後の応援の申し出などを行いました。