本学中国語専攻では、8月6日から26日まで海外語学実習<台北コース>を再開し、2年次生17名と、3年次生5名の計22名がこのプログラムに参加しました。本実習は本来2年次の夏に3週間、北京と台北の2コースに分かれて実施してきましたが、コロナ禍で両コースとも3年間実施を断念。今年、台湾への入境が可能になり、安全を確保する見通しも立ったことから、引率教員2名体制で、受け入れ先の中国文化大学と周到な準備を行い、台湾コースの実習を再開することとしました。
実習中、学生たちは午前に中国語ネイティブの教員による直接法(中国語だけで中国語を教える方法)の授業を受け、午後には「小老師」と呼ばれる日本語学科の学生による文化体験の授業を受けました。
本実習の醍醐味は大学での座学の勉強だけではなく、授業終了後に、小老師たちの案内で学外へ出かけたり、夜には学生寮で寝食を共にするなど、日常生活の中で中国語を使った交流ができる点にあります。