ラグビー部 9連覇中の帝京大学に勝利し、決勝進出
—決勝は明治大学と対戦—

2019.01.07

ニュース

第55回全国大学ラグビーフットボール選手権大会準決勝(1月2日、東京・秩父宮ラグビー場)で、天理大学(関西大学Aリーグ1位)は、大学選手権9連覇中の帝京大学(関東大学対抗戦1位)と対戦し、29対7で勝利を収め、7大会ぶりの決勝進出を決めました。
決勝は明治大学(関東大学対抗戦4位)と東京・秩父宮ラグビー場で、1月12日に対戦します。

試合は、天理大学が前半11分にWTB久保直人(体育4・天理)選手が、ディフェンスをかわしてゴールに走り込み、先制のトライを奪い5点を先取しました。18分にはゴール前のスクラムを帝京大学が故意に崩したとし、天理大学のペナルティートライが認められ12対0とリードを広げました。その後は、帝京大学に攻め続けられますが、粘り強くディフェンスを続け12対0とリードしたまま、前半を終わりました。

後半序盤に帝京大学にトライを許し、12対7と追い上げられましたが、天理大学は13分に敵陣でのラインアウトからモールを形成し、最後はCTBシオサイア・フィフィタ(地域文化2・日本航空石川)選手がトライを決め、SO松永拓朗(体育2・大産大附)選手のゴールも成功し19対7と追加点をあげました。

さらに天理大学は18分にスクラムからのサインプレーで久保選手が抜け出し、最後はNo8ファウルア・マキシ(日本語4・日本航空石川)選手がトライを決めるなど26対7とリードを広げました。その後もペナルティーゴールで追加点をあげた天理大学は終始粘り強く守り続け、帝京大学をワントライに抑えて29対7で見事に勝利し、決勝進出を決めました。

天理大学の決勝進出は、準優勝した第48回大会以来7大会ぶり。初優勝「日本一」を目指して戦う天理大学への温かいご声援を決勝戦でもよろしくお願いいたします。

小松節夫監督コメント
今まで勝てなかった、リスペクトしてきた相手に勝てたことは本当に良かったと思います。
結果として、一試合を通して帝京大学をワントライに抑えることが出来た、ディフェンスの力が勝利につながったのかと思います。最後までよくディフェンスをしてくれたと思います。日本一を目指しているので、一番良い試合をできるように決勝に向けて調整し、良い準備をしていきたいです。

 

島根一磨(体育4・天理)主将コメント
帝京大学は、自分たちの目標である日本一になるために倒さないといけない相手だと思っていたので、勝利できて嬉しいです。ディフェンスとブレイクダウンを意識して試合に臨んだ。それが一試合通じてしっかり出せたことと、スクラムでプレッシャーをかけられたことが勝利につながったと思います。日本一に向けて決勝でも最後までひたむきに戦っていきますので、応援よろしくお願いします。