第57回全国大学ラグビーフットボール選手権大会準決勝戦

2021.01.08

ニュース

秩父宮ラグビー場で開催された大学選手権準決勝戦、明治大学ラグビー部と対戦した天理大学ラグビー部は、前半3分、ゴール前中央でボールを持った10番松永拓朗選手(体育4・大産大附)が外のスペースにパスを送り、14番土橋源之助選手(地域文化4・光泉)がトライし、5対0と先制します。

この後、明治大にトライを奪われ5対5となりますが、天理大は前半28分、13番シオサイア・フィフィタ選手(地域文化4・日本航空石川)が飛ばしパスでゴール右にボールを送ると、ゴールライン手前でラックを形成し、2番佐藤康選手(体育3・天理)がトライ。松永選手がコンバージョンキックを決め、12対5とします。

さらに天理大は、36分、リスタートで相手の虚を突いた9番藤原忍選手(体育4・日本航空石川)がすかさずパスを回し、ボールを受け取った4番アシペリ・モアラ選手(地域文化3・日本航空石川)がトライを決め、19対5とリードを広げ前半を折り返します。

後半最初の得点を奪ったのは天理大。3分、ターンオーバーから松永選手が一気にゲインし、トライを奪います。10分には、ラインアウトから攻撃のフェーズを重ねると、佐藤選手がこの日2つ目のトライを奪い、松永選手がコンバージョンキックも決め、31対5とします。

この後、明治大の猛攻により、2トライを奪われた天理大は苦しい時間帯が続きます。

しかし、26分、天理大はセンターライン近くでペナルティキックを選択すると、松永選手がロングゴールを決め、流れを引き戻します。

さらに33分、自陣からパスを回し攻撃を続ける天理大は、フィフィタ選手の突破から土橋選手がチーム6つ目となるトライを奪い、結果、41対15で準決勝戦に勝利しました。

天理大学ラグビー部は、1月11日、国立競技場で早稲田大学ラグビー部と決勝戦に臨みます。