天理大学ラグビー部 悲願の初優勝!【詳報版】

2021.01.11

ニュース

1月11日、国立競技場で開催された第57回全国大学ラグビーフットボール選手権大会の決勝戦で、天理大学ラグビー部が、昨季王者の早稲田大学ラグビー部を55対28で下し、創部95年目にして初の大学日本一に輝きました。

 

決勝戦の先制トライは天理大でした。前半3分、4番アシペリ・モアラ(地域文化3・日本航空石川)選手がブレイクダウンからターンオーバーし、12番市川敬太(地域文化4・日新)選手がトライを奪い機先を制します。10番松永拓朗(体育4・大産大附属)選手がコンバージョンキックを決め、7対0。

 

続いて10分、天理大は相手ゴール前でFWの力勝負に出ると、モアラ選手が相手ディフェンスを振り払って自らトライ。キックも決まり14対0とし、準決勝の勢いそのままに自分たちの実力を発揮します。

 

昨季王者の早稲田大も攻撃のフェーズを重ね、20分にはトライを返し、14対7とします。

 

23分、相手陣内でファールを取った天理大は、キックを選択。正面やや右からのキックを松永選手がしっかり決め、17対7と優位さを保ちます。

 

29分、天理大はラインアウトからモールで押し込み、さらにFWがプッシュ。大外に空いたスペースへ9番藤原忍(体育4・日本航空石川)選手がパスをだし、市川選手がトライ。22対7とし早稲田大の追随を許しません。

 

前半終了間際にも、ゴール前まで攻め込み早稲田大の反則を得るとスクラムを選択。素早くボールを出した天理大は、藤原選手からシオサイア・フィフィタ(地域文化4・日本航空石川)選手、市川選手とパスをつなぎトライを奪います。松永選手がキックも決め、29対7として前半を折り返します。

 

後半6分、相手ボールのスクラムからインゴールに出たボールを藤原選手ががグラウンディングしてトライ。後半最初のトライも奪い天理大ペースが続きます。

 

その後、一進一退の攻防が繰り広げられましたが、天理大は前後半で8つのトライ(前半4トライ・後半4トライ)を奪う猛攻を見せ、全国大学選手権決勝最多となる55点を奪って快勝し、悲願の初優勝を成し遂げました。

7番松岡大和主将(外国語4・甲南)

「めちゃくちゃうれしいです。本当にメンバー23人、メンバー外のみんなが今日まで協力していい準備をしてこられたので、今日の優勝は天理ラグビー部員全員と、この4年間サポートしてくださった皆さんと今まで先輩たちが培ってきたものを全員がいい準備をしてくれた結果、今日優勝できたと思っています。

本当にこの1年間、いろいろありましたが、部員全員が本当に我慢して、その中でいろいろな方にサポートしていただき、ここまで乗り越えてこれたと思っています。

大会があるかどうか分からない状況で不安な選手もたくさんいたのですが、その中で大会があることを信じて日本一目指して全員で頑張っていこうと、全員が頑張ってきたおかげでここまで来られました。メンバー外のみんな、そして応援して下さった方々、本当にありがとうございました。」

小松節夫監督

「本当に今まで決勝を2回戦ってなかなか自分たちの実力を出せなかったんですけど、今日はとにかく自分たちの力を出し切ろうということで送り出しました。

学生たちが本当にハードワークしてくれて、タックルして何回も起き上がって、自分たちの力を出してくれたと思います。

早いプレッシャーで早大さんのいいアタックを前に出てブレッシャーをかけてよく止めていました。学生たちがハードワークして、主将を中心としたいいチームになりました。学生たちが自らつくって、自分たちで乗り越えてくれました。

我々だけでは乗り越えられなかった。大学、天理市民、皆さんのおかげで我々は活動を再開できました。その方々に恩返しの意味でやってきて、勝つことができて喜んでもらえることは本当にうれしい。今までの卒業生たちの悔しい思いを今日学生たちが晴らしてくれたと思います。

今までたくさんの方々にご支援いただきまして、ようやく今日優勝することができました。本当にありがとうございます。」

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