天理大学おやさと研究所所属の澤井真講師の著作『イスラームのアダム─人間をめぐるイスラーム神秘主義の源流』(2020年12月18日発行・慶應義塾大学出版会)が、2021年度日本宗教学会賞を受賞しました。
日本宗教学会は1930年に創立。創立25周年にあたり、初代会長である姉崎正治の足跡を記念し、斯学奨励の意味をもって姉崎記念賞を設定。1966年からは、姉崎記念賞を継承するものとして、「日本宗教学会賞」を設定し、優れた業績を残した個人に対して、毎年表彰が行われています。
2021年度の日本宗教学会総会(9月8日)は、コロナ禍の影響でリモート開催となりましたが、その席上でリモートによる「日本宗教学会賞」の授賞式が行われ、澤井講師が受賞挨拶を行いました。