6月オープンキャンパスを開催

2023.06.20

ニュース

6月17日、天理大学では、「君の可能性は無限大!自分の未来を描こう!」のテーマのもと、オープンキャンパスを杣之内キャンパス・体育学部キャンパス・別所キャンパスにおいて開催しました。

オープニングセレモニーでは永尾比奈夫学長が挨拶に立ち、天理大学は創立100周年に向けて、建学の精神に基づく人材育成をより強化していくため、2024年4月の改組を筆頭に学びを再編成する旨を述べました。

また永尾学長は、「オープンキャンパスで大学や入試に関する様々な情報を入手すると同時に、親近感や安心感、チャレンジ精神が湧くかどうかも判断材料として大切に感じ取ってほしい。天理大学の臨場感をに浸りながら本日のオープンキャンパスを楽しんでください」と話しました。

続いて、人文学部と国際学部の教授が事前アンケートで寄せられた「改組によって何が変わるか?」、「改組のメリットは?」という質問に対して、15学科編成とする改組の概要や、無限大の可能性を開花させるための新カリキュラムの魅力を語りました。

その後は学部別イベントを実施し、学科説明や模擬授業、キャンパスツアー、個別相談が行われ、各キャンパスは大勢の高校生と同伴者で賑わいました。

改組後に新たに誕生する人文学部では、6学科の教員がそれぞれに「人をたすける心を育む教育」という学部テーマに対してどのようなアプローチができるかを5分間でプレゼン。学びの目的や授業内容、取得可能な資格、目指せる将来像などをアピールしました。

国際学部では6学科の紹介に加え、国際参加プロジェクトに参加した学生による発表やメキシコのプエブラに留学中の学生による現地の暮らしや提携大学の紹介VTRも放映されました。

また、学科ごとに行われたシンポジウムや体験授業も人気を博しました。社会福祉学科では「先輩に聞く!天理大学で社会福祉を学ぶ魅力って何?」と題して、学生3名が国家資格取得に向けた勉強や学生生活、サークル活動、国際参加プロジェクトの経験談を語りました。近年ニーズが高まる社会福祉士の国家資格を目指せる奈良県唯一の大学ということもあり、多くの高校生が熱心に耳を傾けました。

歴史文化学科では「縄文土器に描かれた絵画の謎」というテーマで体験授業を実施。道具や遺物に触れながら歴史の不思議を探究しました。

今回のオープンキャンパスでは同伴者も多く参加。入試や留学などの各種制度に関する個別相談に応える「TENRIキャンパスライフ説明」や学生による楽しいガイド付きのキャンパスツアーも盛況でした。

別所キャンパスの医療学部では、「がん」をテーマに、実際の講義内容を20分に凝縮したミニ講義を開催しました。リアルな授業を体験できるとあって多くの高校生が参加しました。さらに看護学科の「妊娠体験してみよう!赤ちゃんのお世話を体験してみよう!」と、幻聴や幻視を体験する「あなたの感覚は信じられますか」、臨床検査学科の「心電図や超音波検査を体験してみよう」の3つの体験学習も好評でした。

また体育学部キャンパスでは、体験授業を実施し、キャンプを通じたチームビルディングについて講義が行われた他、学科紹介、入試ガイダンス、キャンパスツアーが実施されました。

次回のオープンキャンパスは、7月8日(土)に開催します。多くの方のご来場を心よりお待ちしております。
※事前予約制・人数制限あり ※新型コロナウィルスの影響等により変更する場合がございます。予めご了承ください。

参加者の声

天理大学には初めて来ましたが、学校や先輩の雰囲気も良く、何より留学制度が充実している点に魅力を感じました。長期留学しても4年間で卒業できると分かったので、将来役立つ語学力を天理大学で身につけたいと思っています。

キャンパスツアーでは、ガイドをしてくれた先輩が元気に明るく、学生生活や施設に付いて丁寧に教えてくれました。人文学部を志望しているので資料が豊富な図書館が特に印象に残りました。オープンキャンパスに参加し、志望度がより高くなりました。

「人を支えられる人になりたい」という思いから社会福祉学科を志望しています。今日は在校生のリアルな経験談を聞くことができ、大学生活をイメージできました。次回のオープンキャンパスにも参加したいです。

入院中の患者さんを看護する以外に、看護師は助産院や精神施設などでも働くことができると知りました。先生と直接お話できて、将来どんな看護師になりたいのかがはっきりしました。

今回のオープンキャンパスで、機器が実際に医療現場でどのように使用されているのかが分かりました。高校では生物を学んでいますが、その知識を応用して大学で臨床検査について学びたいです。