下村作次郎天理大学名誉教授が「第5回鉄犬ヘテロトピア文学賞」を受賞

2018.09.19

ニュース

2018年9月1日、本学の下村作次郎名誉教授が「第5回鉄犬ヘテロトピア文学賞」を受賞しました。

同賞は、詩人である明治大学の管 啓次郎教授が発案。趣旨に賛同した作家や詩人、演出家などが集まり、2014年から年一回開催されてきました。2020年までの期間限定のプロジェクトで、「小さな場所、はずれた地点を根拠として書かれた作品」「場違いな人々に対する温かいまなざしを持つ作品」「日本語に変わりゆく声を与える意思を持つ作品」に与えられる文学賞です。

下村名誉教授はこのたび、台湾の原住民族作家であるシャマン・ラポガン(夏曼・藍波安)氏の作品である『大海に生きる夢—大海浮夢』(草風館)により、作者とともに訳者として賞が授与されました。なお、本文学賞において、翻訳書に賞が授与されるのは本書が初めてということです。

下記、文学賞のページには作者であるシャマン・ラポガン氏の受賞の言葉と合わせて、下村名誉教授による受賞の言葉、および評者による選評が掲載されていますので、合わせてご参照ください。

▶第5回鉄犬ヘテロトピア文学賞