12月1日、京都外国語大学にて第54回全国学生スペイン語弁論・プレゼン大会が開催され、弁論の部で天理大学国際学部外国語学科スペイン語・ブラジルポルトガル語専攻の加納光城(4年生・東邦)さんが「今こそ人とのつながりを取り戻すべき時ではないのか─キューバが気づかせてくれたこと─」の演題で出場し、見事、1位に輝きました。
弁論の部では本学をはじめとする全国11の大学から15名が参加し、ほとんどの学生が海外研修や留学を経験していたことから、非常にレベルの高い大会となりました。
登壇した加納さんは、高度に発達した現在のIT化社会が、もしかすると日本人の心を蝕んできているのではないかと問題提起をしたあとで、メキシコ留学中に渡航したキューバでの体験に基づいて、時にユーモアも交えながら持論を展開しました。
加納さんの弁論に対して、駐日スペイン大使をはじめとする審査員から、スピーチの内容、表現力、暗記、発音などの審査項目すべてにおいて高い評価を受け、見事1位に輝きました。