1月13日、第36回全日本中国語スピーチコンテスト全国大会(公益社団法人日本中国友好協会主催)が日中友好会館(東京・飯田橋)で開催され、天理大学国際学部外国語学科中国語専攻の学生が出場しました。
10月に行われた奈良県大会で1位に輝いた門脇理教(4年・天理教校学園)さんは、その後の音源審査により全国の代表10名に選ばれ、「十地圓通」という題目でスピーチ部門(大学生部門)に出場しました。スピーチでは、門脇君が中国骨董オークションでのアルバイト体験で学んだ日本文化と中国文化が融合した東アジア文化の理解と伝播に努めたいと、北京師範大学の啓功名誉学長の「十地圓通」という言葉を借りて語りました。
5分間のスピーチに加え、審査員との中国語による質疑応答により行われた審査では、残念ながら、6位までの入賞は逃したものの奨励賞(7位相当)を受賞しました。
また、朗読部門(大学生・大学院生の部)では、池尻爽(1年・樟蔭)さんが、過去最多の全国131名の出場者の中から音源審査で優秀賞に選ばれ、当日、朗読を披露しました。朗読では「故弄玄虚(はったりで煙に巻く)」の話を、優秀賞受賞者に相応しい正確できれいな発音で朗読しました。